パラジウム取引

パラジウム取引

パラジウム取引は株式市場を意識すれば予測しやすい銘柄で、通貨ペアのように取引できます。

パラジウムは他の貴金属と同じで、希少な物質のため価値が安定している銘柄です。

また、XMならパラジウムを通貨ペアと同じように取引することができます。


パラジウムとは?

パラジウムは1800年頃に発見されたプラチナ系の銀白色の金属です。

しかし、貴金属にもかかわらず、パラジウムをアクセサリーとして見つけている人はいません。

では、一体何に使われているのかを確認しましょう。


パラジウムの用途

パラジウムは主に下記の3つ用途で利用されています。


装飾品加工

パラジウムは人の体にアレルギー反応を引き起こすことがあるので、装飾品には向いていません。

他の金属と混ぜ合わせることで色の調整に使われますが、単体でアクセサリーなどに用いられることはありません。


銀歯

歯科などで用いられる銀歯は、金とパラジウムの合金がよく利用されています。


触媒

車やバイクの触媒としてパラジウムはよく利用されています。


今後の動向

パラジウムは今のところ価格の上昇を維持しています。

金を上回る価格で注目されて以降も安定していることから、、投資対象としてパラジウムは注目すべき銘柄と言えるでしょう。

希少価値が高い物質であるため、底固い推移がしばらく続くと見られています。


必要証拠金の計算

XMでの必要証拠金の計算方法は以下の通りです。

必要証拠金=ロット数 × コントラクトサイズ × 価格 × 証拠金率(0.045)

コントラクトサイズは1ロット当たりの取引量のことで、パラジウムでは10トロイオンスです。

最低ロット数でパラジウム取引する場合の必要証拠金は下記の通りです。

1トロイオンス当たりのパラジウム価格を1600ドルと仮定します。

必要証拠金=1ロット×10トロイオンス×1600ドル×0.045=720ドル

1ドル110円とした場合、79200円となります。

よって、XMでのパラジウム取引は1lotあたり79200円の証拠金が必要です。


取引時間

XMでのパラジウムの取引時間は下記の通りです。

取引時間 金曜閉場
平日 8:05~6:55 6:10
平日(夏) 7:05~5:55 5:10

金曜日の閉場時間は、45分早く閉まります。


パラジウム取引のレバレッジ

パラジウムレバレッジイメージ

XMでのパラジウム取引ではレバレッジは一律22倍です。

XMの特長である1000倍レバレッジを活用することはできません。


メリット

パラジウム取引には以下の3つのメリットがあります。


メリット1:株と似た価格変動

一般的にパラジウムは株式と似た価格変動をします。

理由は金や銀は価値が一般的に広く浸透しており、現物に対して一定の価値があるので株式が暴落したときに、安全資産として価値のある金の価格は上昇します。

パラジウムの需要は工業などに限定されるので経済が好調で株式が上昇すると、製品の生産数が増加するのでパラジウムの需要が高まり価格が上昇します。

このことから、株式市場を意識しておけば、パラジウムの価格はある程度予測がしやすいというメリットがあります。


メリット2:暴落が稀

株式や通貨のような暴落になるリスクが低い点はメリットと言えるでしょう。

株式の場合は倒産によって価値がゼロになるという懸念がありますが、パラジウムのような貴金属には物質そのものの価値があるので、一定以上の価値はキープされます。


メリット3:価格が上昇傾向

貴金属の中でもパラジウムは上昇傾向で、価格はゴールド(金)と同じかそれ以上にまでなりました。

今後もこの傾向は持続するとの見方が強いので、取引対象としてはよい点と言えます。


デメリット

パラジウム取引には下記の3つのデメリットがあります。


デメリット1:株式の影響下

株式市場の影響を受けやすく、株式と同じような変動になる点は予測しやすいのでメリットと言えますが、同時にデメリットとも言えます。

新型コロナウイルスの影響でパラジウムの価格も暴落した経緯があり、株式の暴落ほど大きくはありませんでしたが注意が必要です。


デメリット2:利息や配当なし

株式投資のように配当は発生しません。

また、スワップポイントもないので、所有しているだけで利益が発生するようなことはありません。


デメリット3:産出国が限定的

パラジウムのほとんどがロシアや南アフリカだけで産出されるので、産出国の影響を受けやすい傾向にあります。

価格が大きく変動する点のみで判断するなら、他の金融商品と比較してリスクが高いと言えるでしょう。


MT4での表示方法

下記の通り、3ステップで表示することができます。


STEP.1:通貨ペアリストを表示

  • 気配値ウィンドウで右クリック →「通貨ペア(y)」をクリック

STEP.2:パラジウムのシンボルを選択

  • CFD Future」の「」をクリック → パラジウムのシンボル「PALL」を選択 →「表示」をクリック

STEP.3:チャートへドラッグ&ドロップ

  • 気配値ウィンドウにパラジウムのシンボルが表示

  • チャート画面にドラッグアンドドロップ

XMのパラジウムは「CFD Future」フォルダに格納されており、「Spot Metals」にはありません。


まとめ:パラジウム取引

近年の価格上昇で一気に注目されだしたパラジウムは、取引における利便性・安全性を考えるとXMでの取引がおすすめです。

他の貴金属と同じように取引できるXMなら、簡単に取引がはじめられます。

しかし、パラジウム取引はゴールド(金)取引やシルバー(銀)取引とは違った特徴があるので、ポイントをしっかり抑えて取引を行いましょう。

各種貴金属に関する記事は、下記のリンクから

ゴールド取引のページ

シルバー取引のページ

プラチナ取引のページ

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