
フィボナッチ
FX初心者から上級者まで、誰でも役立つ「フィボナッチ」は、特にトレンド相場で効果的な手法です。
フィボナッチをFXで活用
海外FXでフィボナッチを使う方法やコツ、種類などについて、詳しく解説します。
フィボナッチ数列は、美しい比率である黄金比と深い関係があります。
この黄金比は自然界にも多く見られ、様々な分野で活用されていますが、海外FXでも多くの場面で使われています。
このページでは、海外FXでフィボナッチを使って利益を積み上げる方法を、基本的なことから実際の取引例まで幅広く紹介しています。
次のステップを目指すなら、ぜひフィボナッチを取り入れてみましょう。
フィボナッチの概要
まずは、フィボナッチの概要を知っておくことが大切です。
フィボナッチとは、イタリアの有名な数学者の名前からきており、フィボナッチ数とは「1、1、2、3、5、8、13、21、34、55」といった数列を指します。
数学者フィボナッチによって、上記の数字の比率は黄金比である「1.618」に近づくことが発見されました。
では、次にフィボナッチがFXにどのように関係しているのか見てみましょう。初めに思いつくかもしれませんが、実はこの黄金比はFX取引においても頻繁に出てくる重要な比率です。
以下の数字がFX取引で使われます。
- 23.6%
- 38.2%
- 61.8%
- 76.4%
- 161.8%
- 261.8%
これらの数字をしっかりと覚えることで、フィボナッチを学ぶことができます。そして、トレンドの転換ポイントやチャート変動を予測する精度が大幅に向上します。
次に、種類別にフィボナッチの使い方を見ていきましょう。
まず、海外FX初心者におすすめの使い方は、「フィボナッチ・リトレースメント」を使ってエントリーすることです。
「フィボナッチ・リトレースメント」とは
「フィボナッチ・リトレースメント」とは、直近の高値と安値を1本の線で結び、その間のフィボナッチ数値を示すテクニカル指標のことです。
FXでのエントリーポイントを見つける手順は以下の通りです。
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トレンドの強さを把握する。
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チャートの押し目・戻り目を見定める。これらは23.6%、38.2%、61.8%、76.4%、161.8%、261.8%のいずれかです。
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過去のチャートでどこで反発しているかを分析する。
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最も多く反発しているラインにチャートが近づいたらエントリーする。
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エントリーポイントを見つけるために、過去のチャートからどのラインが実際に機能する可能性が高いのか分析してからエントリーする必要があります。
また、エントリーしたら、決済ポイントを見つけるために「フィボナッチ・エクスパンション」を使います。
これは、トレンドが発生した後に、どこで調整が入るのかを示すテクニカル指標になります。
この指標では、61.8%、100.0%、161.8%の3つの数字を使います。
これらの数字で表示されるラインから、相場の状況などに応じて決済ポイントを見つけていきます。
他のフィボナッチ系テクニカル
ここでは、他のフィボナッチ系テクニカルの種類を詳しく説明します。
「フィボナッチ・タイムゾーン」とは
「フィボナッチ・タイムゾーン」は、フィボナッチ数列を使って相場の時間的な変化を分析するテクニカル指標です。
相場の転換ポイントを探すために使用されます。
相場の転換ポイントを時間軸で見つけたい場合に、フィボナッチ・タイムゾーンを利用できます。
#### 「フィボナッチ・ファン」とは
「フィボナッチ・ファン」は、フィボナッチ比率を使ってトレンドの強弱を分析するテクニカル指標です。
3つの数字である38.2%、50.0%、61.8%を使用して、トレンドの強弱を判断します。
フィボナッチ・ファンによって示されるラインは、サポートラインやレジスタンスラインとしても機能するため、押し目や戻り目のタイミングを見つけるのにも役立ちます。
「フィボナッチ・アーク」とは
「フィボナッチ・アーク」は、フィボナッチ数列を使用して、価格の変動と時間の経過を分析するテクニカル指標です。
このテクニカル指標を使用すると、サポートラインやレジスタンスラインの目安も分かるため、多くの情報を得ることができます。
ただし、やや複雑な指標であるため、フィボナッチに慣れてきてから利用することが望ましいです。
フィボナッチのコツ
FXでフィボナッチを使う際の7つのコツについて説明します。
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長い時間足を使う:チャートは長い時間足で見た方が、ダマシなどが少なく安定しています。フィボナッチが機能しやすいため、デイトレードやスイングトレードで使いましょう。
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テクニカル指標と組み合わせる:フィボナッチは単独で使っても不十分で、他のテクニカル指標と組み合わせて使用することが大切です。
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23.6%と38.2%に注目する:強いトレンドが発生している場合、フィボナッチライン23.6%と38.2%が押し目となる傾向があります。この数値に近づいたら、23.6%と38.2%を目安に順張りしてみましょう。
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逆張りは50%を参考にする:一般的に、チャートは下降トレンドから50%の半値まで反転する傾向があります。逆張りで仕掛ける場合は、23.6%以下でエントリーして50%付近で決済するのがおすすめです。
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指標発表時は1分足を参考にする:指標発表時は、チャートが急激に動くため、1分足や5分足を参考にするのが良いでしょう。
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サポートラインとレジスタンスラインとして活用する:フィボナッチは、サポートラインやレジスタンスラインとしても機能します。これらのラインを見つけると、エントリーポイントを探しやすくなります。
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ラインとの交差部分に注目する:フィボナッチとラインが交差すると、強い抵抗線や支持線として働くことが多く、多くのFXトレーダーが注目します。交差するポイントは、大きな利益を狙えるチャンスです。
利益確定・損切りは「1:1」
「利益確定・損切りは「1:1」」というのは、トレードの基本的な考え方であり、利益を確定するポイントと損失を切るポイントを同じくらいにすることを意味しています。
フィボナッチの場合も同様で、例えば20pipsで利益を確定する場合は、損切りのポイントも20pipsに設定することがおすすめです。
また、フィボナッチを使いこなすためには、相場の状況に合わせて柔軟に対応することが大切です。トレンド相場の場合は、前回の高値と安値に注目して、上昇トレンドならば高値を起点に安値、下降トレンドならば安値を起点に高値でフィボナッチラインを引くことが良いでしょう。このようにすることで、押し目や戻り目を見つけることができます。
レンジ相場では使わない
レンジ相場ではフィボナッチを使わず、トレンド相場で活用しましょう。フィボナッチはトレンド相場に適しているため、レンジ相場では無理に使わない方がいいです。
レンジ相場の時は取引を控え、トレンド相場になったらフィボナッチを活用しましょう。
注意点
FX取引でフィボナッチを活用する際は、23.6%、38.2%、61.8%、76.4%、161.8%、261.8%の数字を意識して使いましょう。
これらを使うことで、具体的なエントリーポイントや決済ポイントが分かってくるので、効果的です。
ただし、フィボナッチが必ず使えるわけではないため、レンジ相場では使用を控え、相場の展開に注目しながら分析していきましょう。
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